宗教勧誘で学んだ5つの育児 その①
「こんにちはー!かわいいお子さんですね!」
遠くから私をロックオンして歩み寄る足音。
近所の気さくなおばさん?
「育児の相談会とか興味ありませんか?」
いや、宗教勧誘です。
市などで行っているイベントか何かかと尋ねるとそうではないという。
あいにく私には必要ない。……が、しつこい人は本当にしつこくて、同じ人から週1ペースで声をかけられることも……。
そこで話を聞いてみることに!
聞いてみても知ってることばかりで、私には不要だと感じたので丁重にお断りさせて頂きました。
でも育児をする上で大切だと再確認できたことを紹介します。
<育児に必要な5つのこと>
① 配偶者の失敗を怒るな
② 怒鳴り散らかすな
③ 否定的になるな
④ 意見を聞け
⑤ 人脈は途絶えさすな
「育児、大変よね。あなたの子は1歳?まだ話さないし可愛い時期ね。」
『(うちの子はもう話すなぁ……。)』
「うちのこはもう大きいんだけど、3歳くらいから本当に癇癪がひどくてね。4歳くらいまで話すこともできなくて、話せるようになったと思えば反抗的でいちいち腹の立つことばかり言うようになったの!」
『それは大変ですね。』
「全く言うことを聞かないし……。旦那も育児に不参加で、頼んだことも「忘れてた~」で喧嘩ばっかり!」
『あ~わかりますぅ。』
「わかるわよね!なんで忘れるのか意味が分からない!私はこんなに大変なのに、ゴミ捨てくらいしてよ!って怒鳴ってやったわ!」
『あ~……(それはしないなぁ)』
「相談する相手もいなくて世界が真っ暗よ。」
『大変でしたね……(私にはツイッターのママたちも、会社のママ友もいるしな…)』
「でね、わかる?なんでこんな最低な子どもになったか!」
『え~?(そういう言い方が問題なのでは……)』
「旦那とも離婚の話になったの!なんでかわかる?!」
『うーん、はは……(怒鳴るからでは)』
「そういうことを相談会で教えてもらえるの!」
『なるほど~。』
「あなたには特別に教えてもらったことを教えてあげる。」
『はい~』
「まず、なんで最低な癇癪を起す子どもになったか!これは離婚の話にもつながるんだけどね……。」
① 配偶者の失敗を怒るな
「「ゴミ捨てといて!」って言っても、次の日になると「忘れてたー」って言われるのよ!腹立つでしょ?」
あなたならどうする?
<勧誘の人の答え>
「なんでこんなこともできないのよ!忘れるならメモでもしておきなさいよ!毎日毎日同じことを言わせないで!育児に参加してないんだから、これくらいしてよ!」と怒る
<私の答え>
『え!忘れちゃったの大丈夫?疲れてるんだね、何かおいしいものでも食べよう!ごめんだけど、次はお願いね。』と慰める
勧誘の人の答えは間違いなんですって。
怒ることで導き出されるのは、負の感情、負の空気……負の連鎖
言葉は理解できなくても、子どもは空気をばっちり感じ取ってるんだそう。
自分もイライラして、怒られた旦那もイライラして、だんだん「はいはい」なんていう投げやりになる。
こっちは一生懸命なのにそんな態度をとられたらもっとイライラして負の連鎖。
そんな空気をこどもも感じ取り、不安になり、自己防衛のために大きくなるにつれて同じ行動をとるようになる。
その行動は絡みの少ない父親ではなく、母親に向きだす。
「お母さん!これ洗っといてって言ったよね?なんでこんなこともできないの?すぐ忘れるんだったらメモでもとったら?何年主婦やってるわけ?」
うっわー腹立つ~笑笑
私の答えが大正解ということではないけれど、自分の子どもに言われたら嬉しい言葉を旦那にかけるのが大正解。
今は育児に家事にいっぱいいっぱいで、考えがまとまらないと思うけど、まずは自分の発言、性格を見直してみて。
性格だから仕方ない。でも変えられるのはあなただけ。
そう、育児の相談会で言われたそうです。
うんうん、わかる。
改めて気を付けようと思った
その① 配偶者の失敗を怒るな
でした。